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自分の限界を知る

今年は日本でラクビーワールドカップが開催され、日本チームの健闘が輝きました。満身創痍になるまで闘う姿には圧倒されましたし、ゲーム終了後にはお互いの健闘を称えあうノーサイドゲームの姿が清々しい気分にもなれました。これがスポーツマンシップの世界なのでしょう。

ラクビーに限らず、あらゆるスポーツを観戦するたびに、「なぜ、あそこまで身体を酷使して頑張るのだろう」と考えるのは、私だけではないと思います。

ここで私の解釈になりますが、「自分の身体を極限まで追い込むのは、自分の心身の現界を確認しているのだ」と。この時点で死んでしまっては元も子もありませんから、死ぬ手前で止める。この見極め(自分の現界を知ること)が大事だということになります。そうすると、真剣に相手と向き合うことになるので、一切の無駄が省かれ、たとえば会議やもめ事などの話し合いはスピーディーに運ばれると思われます。

世界を見渡せば、無駄も必要なときはあると思いますが、とにかく無駄が多すぎると感じます。この裏返しは、無責任で中途半端な人が多いことになります。スポーツ界に限らず、どの分野でも「自分の限界を知る人」は中途半端な生き方をしていませんから、無駄がありません。このような無駄のない(打算のない)世界が展開すれば、今抱えている世界の難題ごとは簡単に解決していくと思うのですが。

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