身体の重さを感じるのは?
私が若きころ、「自分の体重が変わらないのに(重力に関係なく)、軽いときと重いときがある。これは、なんでだろう?」と考えることがありました。もちろん、病気(骨折なども含む)になれば、身体は重くなりますが、それを感じられるのは、何故なのか? その問い掛けが、長年続きました。
その他にも、体重のある力士や、1トンはあるであろう象などが軽々と動く身のこなしが不思議でなりませんでした。
私が治療家を目指しそうこうするうちに、人体を取り巻いているエネルギー体を触れることができるようになり、その疑問が一瞬で解けました。人体に近いエネルギー体は歪みやすく、その歪みが身体の重さとして感じ取れる、それが理解できたのです。とうぜん肉体の疲れだけでなく、精神的なものも身体に重く圧し掛かってきます。
私が治療中に感じ取れるエネルギー体の重さは、ズレ(歪み)の度合いにもよりますが、歪みが大きいほど重く感じます。その重さを例えれば、私が石臼を持って治療をしているのと同じなのです。その重さが私の左足裏にかかり、親指の付け根にはタコができ固くなっています。このエネルギー体の重さを感じ取れる人には、今のところ巡り合っていません。
エネルギー体は目に見えませんが、面白いもので、いろんな方向にズレて(歪んで)います。 目に見える肉体を基準にして考えると、エネルギー体は上下・左右・前後へと複雑に変位しているのです。本療法では、そのエネルギー体のズレを本来あるべき位置に戻す作業(治療)を行っています。このズレは、過去からのカルマもありますし、この世での心身のストレスからくるものもあります。
本療法でエネルギー体を波動修正していくと、理解が早く進むので同じ過ちを繰り返さなくなります。そして、自身の進化に拍車がかかっていきます。これは私が理想としている進化の過程であり、それに気づかれる方が、一人二人と増えてきていることが、私の励みになっています。


